出産内祝いとは赤ちゃんの誕生を祝って親類や友人から贈られた出産祝いに対して、親からお返しとして贈られるものです。出産内祝いには紅白の水引とのし紙がつけられ、水引の上には内祝い、下には子供の名前を書き入れます。出産内祝いは、頂いた出産祝いの金額に合わせてお返しする相場があります。大体頂いたものの半額くらいを目安とし、出産直後に頂いたものは一か月のお宮参りの時期に贈るように手配します。
相手に喜ばれるものを贈るためには相手の気持ちになって考える必要があります。紅白まんじゅうなど縁起物を贈る風習も今は薄れて、様々なアイテムが内祝いとして贈られていますが、名前や写真入りの品物などは少々考え物です。どうしても名前を入れたいという場合は消耗品やお菓子などにさりげなく加えるのがおしゃれで品があるのではないでしょうか。名前を覚えてもらうなら、品物とは別に命名カードやメッセージカードなどを入れるサービスもありますので、お礼状の意味も込めて同封するとよいでしょう。
雑貨などは好みや使用頻度が異なりますので、食べ物、飲み物などがやはり人気があります。タオルや洗剤など、日常で使うものも喜ばれるようです。目上の人に贈る場合は少々固い仕様にする、友達などはかわいらしい包装やはやりのものを詰め合わせるなど、贈る人に合わせて変えていくのもスマートな方法です。基本は相手のことを考えて、お祝いですから華やかなものを選びましょう。